皮膚科専門医試験

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2019年度皮膚科専門医試験 第40問 壊死性筋膜炎・ガス壊疽の原因菌【NSTIの問題は診断・検査・原因菌・LRINECスコアが大切】

2019年度皮膚科専門医試験の第40問、壊死性筋膜炎・ガス壊疽の原因菌に関する問題の考察です。原因菌については「好気性/嫌気性」・「グラム陽性/陰性」・「球菌/桿菌」という観点で出題されています。本問では生魚の摂取を問われましたが菌のエントリーの有無など「菌種特有の病歴」も要チェックです。
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2019年度皮膚科専門医試験 第39問 黒色菌糸症【プロトテコーシス・シュードアレッシェリア症・菌腫の画像も一気に確認】

2019年度皮膚科専門医試験の第39問の考察です。黒色菌糸症に関する出題でしたが、情報がほぼ画像のみという問題でした。本問の選択肢にはプロトテコーシスという疾患が含まれており今後の出題もありえるかもしれません。AC PPPS MDという深在性皮膚真菌症のゴロ合わせが日本から報告されており画像だけでもおさえられるように解説しています。
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2019年度皮膚科専門医試験 第38問 二相性真菌の定義【クリプトコックスも二相性真菌?】

2019年度の皮膚科専門医試験第38問の考察です。二相性真菌による疾患を問う出題です。今回は「狭義」の二相性真菌について問われていますが、「広義」の二相性真菌が問われた場合にはクリプトコックスも正解となります。二相性真菌について英語総説3本を中心に解説しています。
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2019年度皮膚科専門医試験 第37問 経口抗真菌薬の禁忌と用法用量【テルビナフィン・イトラコナゾール・ホスラブコナゾール】

2019年度皮膚科専門医試験の第37問の考察です。経口抗真菌薬は「禁忌」・「用法用量」・「適応」がよく出題されます。2013年から2020年までの8年間では抗真菌薬に関する出題が8問あります。妊娠禁忌、併用禁忌、爪白癬の用法用量、白癬での内服の適応がキーワードです。皮膚科専門医試験での経口抗真菌薬について解説しています。
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2019年度皮膚科専門医試験 第36問 黒色真菌症の菌種【Fonsecaea, Exophiala, Phialophora, Cladophialophora】

2019年度皮膚科専門医試験の第36問の考察です。黒色真菌症に関する出題です。真菌の菌名は2013年の命名法変更以降、混乱が続いている印象です。2014~2020年までの7年間で3題の出題がありますが、比較的易しい印象なので過去問の範囲は理解して得点源にしたいところです。
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2019年度皮膚科専門医試験 第35問 帯状疱疹ワクチンの特徴【生ワクチン・不活化ワクチンを比較】

2019年度の皮膚科専門医試験、第35問の考察です。日本で使用可能な2種類の帯状疱疹ワクチンについてまとめています。帯状疱疹ワクチンが増強する特異的細胞性免疫、生ワクチンに含まれるウイルス量、不活化ワクチンの重要な要素である「AS01Bアジュバント」についても解説しています。
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2019年度皮膚科専門医試験 第34問 EBウイルス関連の皮膚疾患【CAEBV・口腔毛状白板症ってどんな疾患?】

2019年度皮膚科専門医試験の第34問の考察です。種痘様水疱症・蚊刺過敏症を含む慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)におけるEBウイルスの感染細胞の種類や口腔毛状白板症の予後について診療ガイドラインや総説をもとにして解説しています。
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2019年度皮膚科専門医試験 第33問 麻疹の出席停止期間【新型コロナウイルス感染症の扱いは?】

2019年度皮膚科専門医試験の第33問の考察です。学校感染症の出席停止期間に関する出題で、2014年~2020年度で類題が3問あり頻出です。この記事では専門医試験で問われる学校感染症について、出席停止期間のみならず、新型コロナウイルス感染症の位置づけやプールの参加に関する学会の見解もまとめて解説しています。
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2019年度皮膚科専門医試験 第32問 Hutchinson徴候【眼科コンサルトは同日必須?】

2019年度皮膚科専門医試験の第32問の考察です。Huchinson徴候があれば眼部帯状疱疹のリスクは2倍になると報告されており帯状疱疹の診察に重要な所見です。この記事では欧米での眼科コンサルトの推奨タイミングなど眼部帯状疱疹について深堀して考察しています。
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2019年度皮膚科専門医試験 第31問 貨幣状湿疹のダーモスコピー【不規則な血管分布・黄色の痂疲が重要】

2019年度皮膚科専門医試験の第31問の考察です。炎症性皮膚疾患のダーモスコピーに関する出題で、湿疹と乾癬が過去に出題されています。鑑別に重要な血管の分布と落屑/痂疲の色、特徴的な"Yellow clod sign"・"Red globular ringsについて解説しました。
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