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皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第43問 ハンセン病【多菌型の症状は左右対称性】

2019年度皮膚科専門医試験の第43問の考察です。ハンセン病は日本では珍しい疾患ですが、過去問は2013年度以降4題あり、特に多菌型の症状に関する問題が繰り返し出題されています。日皮会誌のセミナリウムや国内外のガイドラインを中心に皮膚科専門医試験でのハンセン病について解説しています。
皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第42問 トキシックショック症候群(TSS)とTSLS【TSLSはTSSより予後不良】

2019年度皮膚科専門医試験の第42問の考察です。黄色ブドウ球菌・A群β溶血性連鎖球菌を中心とした問題で過去問にも出題があります。その中でも特に出題頻度の高いTSSとTSLSについて日本皮膚科学会雑誌のセミナリウムを参考にまとめており、NTEDなど今後の出題が予想される部分にも触れています。
皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第41問 抗結核薬の副作用【パラアミノサリチル酸?】

2019年度皮膚科専門医試験の第41問の考察です。結核は2014年度から2020年度までの7年間で5問の出題がある頻出分野です。本問で出題のパラアミノサリチル酸は使用頻度の低い薬剤ですが、厚生労働省が定める「結核医療の基準」記載の抗結核薬です。この記事では、日本結核・非結核性抗酸菌症学会による資料を中心に抗結核薬について解説しています。
皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第40問 壊死性筋膜炎・ガス壊疽の原因菌【NSTIの問題は診断・検査・原因菌・LRINECスコアが大切】

2019年度皮膚科専門医試験の第40問、壊死性筋膜炎・ガス壊疽の原因菌に関する問題の考察です。原因菌については「好気性/嫌気性」・「グラム陽性/陰性」・「球菌/桿菌」という観点で出題されています。本問では生魚の摂取を問われましたが菌のエントリーの有無など「菌種特有の病歴」も要チェックです。
皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第39問 黒色菌糸症【プロトテコーシス・シュードアレッシェリア症・菌腫の画像も一気に確認】

2019年度皮膚科専門医試験の第39問の考察です。黒色菌糸症に関する出題でしたが、情報がほぼ画像のみという問題でした。本問の選択肢にはプロトテコーシスという疾患が含まれており今後の出題もありえるかもしれません。AC PPPS MDという深在性皮膚真菌症のゴロ合わせが日本から報告されており画像だけでもおさえられるように解説しています。
皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第38問 二相性真菌の定義【クリプトコックスも二相性真菌?】

2019年度の皮膚科専門医試験第38問の考察です。二相性真菌による疾患を問う出題です。今回は「狭義」の二相性真菌について問われていますが、「広義」の二相性真菌が問われた場合にはクリプトコックスも正解となります。二相性真菌について英語総説3本を中心に解説しています。
皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第37問 経口抗真菌薬の禁忌と用法用量【テルビナフィン・イトラコナゾール・ホスラブコナゾール】

2019年度皮膚科専門医試験の第37問の考察です。経口抗真菌薬は「禁忌」・「用法用量」・「適応」がよく出題されます。2013年から2020年までの8年間では抗真菌薬に関する出題が8問あります。妊娠禁忌、併用禁忌、爪白癬の用法用量、白癬での内服の適応がキーワードです。皮膚科専門医試験での経口抗真菌薬について解説しています。
皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第36問 黒色真菌症の菌種【Fonsecaea, Exophiala, Phialophora, Cladophialophora】

2019年度皮膚科専門医試験の第36問の考察です。黒色真菌症に関する出題です。真菌の菌名は2013年の命名法変更以降、混乱が続いている印象です。2014~2020年までの7年間で3題の出題がありますが、比較的易しい印象なので過去問の範囲は理解して得点源にしたいところです。
皮膚科専門医試験

2019年度皮膚科専門医試験 第35問 帯状疱疹ワクチンの特徴【生ワクチン・不活化ワクチンを比較】

2019年度の皮膚科専門医試験、第35問の考察です。日本で使用可能な2種類の帯状疱疹ワクチンについてまとめています。帯状疱疹ワクチンが増強する特異的細胞性免疫、生ワクチンに含まれるウイルス量、不活化ワクチンの重要な要素である「AS01Bアジュバント」についても解説しています。
皮膚科の保険算定

皮膚科の手術料算定での注意点【一度に2つの手術をしたら両方算定できるのか?】

皮膚科の手術料算定の際の注意点についてまとめています。炎症性粉瘤の切開時の検体を病理を提出した場合に「皮膚生検」は算定できるのか?手術料に含まれるものと別に算定できるもの、同一部位の手術料併算定の可否、手術料算定時の感染症加算の条件について解説しています。
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