2020-12

2019年度皮膚科専門医試験の第11問の考察です。紫外線の性質に関する出題ですが、過去にも同様の出題があり、今後も出題される可能性が高いです。太陽光線に占めるエネルギーの割合などUVA/UVB/UVCの特徴について英語文献を参考にしてまとめています。

2019年度皮膚科専門医試験　第10問の考察です。光線テスト後の正常な反応に関する出題で難易度が高いです。UVA照射直後の色素斑であるIPDなど、UVA照射による色素斑の分類（IPD・PPD・DT）や肌の色ごとのMED・MPDについて説明しています。

爪水虫の治療にかかる費用について解説しています。爪水虫の診断に必要な検査や副作用確認のための採血検査の費用から、飲み薬の費用にいたるまで説明しています。特に、飲み薬の費用は種類によって10倍も違うことががあるので注意が必要です。

2019年度皮膚科専門医試験　第9問の考察をしています。皮膚の発生に関する出題は「皮膚科学（通称マイナー）」の表現が基準になっている可能性が高いです。おかしな選択肢もありますが、「マイナー」の表現をおさえておくことで対応可能です。英語文献での「毛包の発生」の表現についても記載しています。

2019年度皮膚科専門医試験　第8問の考察です。先天性脱毛症の中でも出題されやすい疾患が決まっていますので、過去問の傾向をおさえておくと正答できることも多いように思います。そのほか円形脱毛症やトリコチロマニア、先天性三角脱毛症もあわせて考察しています。