皮膚科の保険算定

湿疹やかぶれの原因物質を調べるためのパッチテストの保険算定について解説しています。検査料と薬剤料に分かれます。主な2種類のパッチテスト「ジャパニーズスタンダードアレルゲン」と「金属パッチテスト」についても説明しています。

皮膚科診療での難病外来指導管理料について解説しています。天疱瘡や類天疱瘡などを含めた「指定難病の種類」、「重症度分類へのリンク」から「難病外来指導管理料の算定条件」、「オンライン診療での算定」、「併算定できない管理料」についてまとめています。

乾癬治療は病院の皮膚科ではよく遭遇します。最近、注射薬が導入され始め保険算定も大きく変わってきました。自己注射可能な薬から紫外線療法のコスト算定まで、乾癬診療で必要な処置料と管理料の知識についてまとめています。

皮膚科の外来患者さんの多くを占めるアトピー性皮膚炎での保険算定について解説しています。アトピー性皮膚炎で算定できる処置料や管理料算定時の注意点についてまとめています。皮膚科の医療事務のかた、専攻医は必見です！

皮膚科の自己注射での保険算定について解説しています。「尋常性乾癬・掌蹠膿疱症」や「アトピー性皮膚炎」、「特発性の慢性蕁麻疹」で自己注射ができる製剤が承認されており、使用例も多くなってきています。在宅自己注射指導管理料は皮膚科の保険算定のなかでも最も点数が高いのでもれなく算定したいですね。

「ほくろ」のがん、かどうかを見極めるダーモスコピー検査。当ててみるだけの検査ですが、とても大切な検査です。「令和2年度診療報酬改定での算定回数のルール変更」、「算定できる病名」を押さえてもれなく算定したいところです。

皮膚科診療での特定薬剤治療管理料について解説しています。シクロスポリン（ネオーラル）を使用中のアトピー性皮膚炎や乾癬の診察で算定可能ですが、条件がいくつかあります。意外と算定もれになっている場合もあるので、算定条件を知ってもれなく算定したいですね。

皮膚科特定疾患指導管理料は皮膚科診療に必須の指導管理料です。月に1回、決められた疾患の指導管理をおこなったときに算定できますが、算定できる条件が細かく決められています。

皮膚科の保険診療に必須の顕微鏡検査について解説しています。顕微鏡検査は「水虫」と「ヘルペス」の2種類です。水虫の検査はKOHや真菌検査と呼ばれ、ヘルペスの検査は、ツァンクとも呼ばれます。検査料以外に判断料が算定できますが、算定回数や病名、部位ごとの算定の可否が異なり注意が必要です。