キャリア 救急当直イヤ過ぎ問題【救急患者は国際的には意外と少ない】 救急当直といえば、研修医にとっての登竜門的な扱いですが、個人的にはあまり良い思い出とはいえません。国際的にみてみると日本の救急外来受診者は意外にも少ないです。なのになぜあれほど心理的プレッシャーが強いのか。ステークホルダーの共通認識にヒントがありそうです。 2023.06.25 キャリア
キャリア 一般外来の患者さん多すぎ問題【期待値高すぎ問題】 日々の外来診療はパンパン状態。フリーアクセスだからしょうがない?ほかの国と数字を見比べると人や医療機関側にも要因がありそうです。医療に対する期待値の調整は簡単ではありません。 2023.06.15 キャリア
皮膚科専門医試験 2019年度皮膚科専門医試験 第50問 HIV【ウィンドウ期と保健所等での即日検査も解説】 2019年度皮膚科専門医試験の第50問の考察です。HIVは2014年度から2021年度までで10題の出題があります。この記事では「保健所等におけるHIV即日検査のガイドライン」などをもとに皮膚科専門医試験における「ウィンドウ期」、「保健所等での即日検査」を中心に解説しています。 2022.06.19 皮膚科専門医試験
皮膚科専門医試験 2019年度皮膚科専門医試験 第49問 先天梅毒【2歳を境に早期と晩期に分類】 2019年度皮膚科専門医試験の第49問、先天梅毒に関する出題です。先天梅毒の出題頻度は低いですが「早期先天梅毒」と「晩期先天梅毒」の定義、各症状の時期、感染性について英語総説をもとにポイントを絞ってまとめています。 2022.05.28 皮膚科専門医試験
皮膚科専門医試験 2019年度皮膚科専門医試験 第48問 梅毒に特徴的な炎症細胞【頻出の血清学的検査の新解釈も解説】 2019年度皮膚科専門医試験の第48問の考察です。本問は梅毒に特徴的な炎症細胞を問う出題でしたが、皮膚科専門医試験では血清学的検査が頻回に出題されています。自動化法の導入により、かつての国家試験レベルの知識では残念ながら太刀打ちできません。この記事では梅毒血清学的検査を中心に解説しています。 2022.03.29 皮膚科専門医試験
皮膚科専門医試験 2019年度皮膚科専門医試験 第47問 疥癬【イベルメクチンとフェノトリンの作用機序・用法用量が頻出】 2019年度皮膚科専門医試験の第47問の考察です。疥癬の治療薬であるイベルメクチンに関する出題で超頻出。2013年以降、作用機序・用法用量が中心にフェノトリン・イベルメクチンに関する出題が6問出題されています。選択肢を1つずつ吟味して解説しています。 2022.03.16 皮膚科専門医試験
皮膚科専門医試験 2019年度皮膚科専門医試験 第46問 毒素による虫刺症のアナフィラキシー【真社会性VS孤立性】 2019年度皮膚科専門医試験の第46問の考察です。毒素による虫刺症のアナフィラキシーの頻度についての出題ですが、実際には虫の攻撃性に関する出題となりました。毒素による虫刺症の大半はハチ目(ミツバチ・スズメバチ・アリ)に起因します。虫刺症によるアナフィラキシーの疫学や対応についてまとめています。 2022.03.01 皮膚科専門医試験
皮膚科専門医試験 2019年度皮膚科専門医試験 第45問 ダニ媒介性感染症【忌避剤(ディート・イカリジン)も解説】 2019年度皮膚科専門医試験の第45問の考察です。ダニに関する出題は2015-2021年で7問と頻出です。2019年の日皮会誌のセミナリウム、UpToDateの内容を中心に解説しています。ディート・イカリジンといった忌避剤は一般用医薬品・医薬部外品として販売されており日常診療で触れる機会も少なく両者を比較説明しています。 2022.02.22 皮膚科専門医試験
皮膚科専門医試験 2019年度皮膚科専門医試験 第44問 ケジラミ症【駆虫剤フェノトリン・ジメチコンも解説】 2019年度皮膚科専門医試験の第44問の考察です。ケジラミ症に関する出題ですが、アタマジラミ・コロモジラミ・トコジラミと比較としてまとめています。アタマジラミのピレスロイド抵抗性が問題となり、2021年に国内で新規承認された駆虫剤であるジメチコンについてもフェノトリンと比較して説明しています。 2022.02.11 皮膚科専門医試験
皮膚科専門医試験 2019年度皮膚科専門医試験 第43問 ハンセン病【多菌型の症状は左右対称性】 2019年度皮膚科専門医試験の第43問の考察です。ハンセン病は日本では珍しい疾患ですが、過去問は2013年度以降4題あり、特に多菌型の症状に関する問題が繰り返し出題されています。日皮会誌のセミナリウムや国内外のガイドラインを中心に皮膚科専門医試験でのハンセン病について解説しています。 2022.01.16 皮膚科専門医試験